メディア掲載情報 水戸商工会議所会報


※2012.07 No.609 『掲載記事引用』


水戸駅近くの三の丸銀杏坂。ここで約30年、コーヒーを淹れ続けている人がいる。「プロカフェ」のマスター・岡崎さんだ。
マスターが何より大切にしているのは、お客に美味しいコーヒーを快適に楽しんでもらうこと。
そのため、コーヒーへのこだわりはもちろん強く、国際評価基準で最高の称号「カップ・オブ・エクセレンス」が冠されたコーヒー豆を扱っている。

「この豆は、生産者の悲願であり、苦労の結晶。せっかくの逸材を淹れ手がダメにしてはいけない」とマスターは語る。もちろん、淹れ方にもこだわりがある。紙のフィルターを使うと、コーヒーの油脂や風味を吸い取ってしまうことを嫌い、プレスという道具を使う。さらには、経験に裏打ちされた技術と感覚が、豆の旨みを最大限に引き出し、薫り高い一杯を生み出している。苦味だけでなく、酸味やフルーティーさなど複雑な味がカップに落とし込まれ、表現されている。落ち着いた店内でそのコーヒーを味わう時間は、最高の贅沢だ。

もともとトーアコーヒー直営店だった店を、平成19年、屋号と場所はそのままに独立させた。そのため常連客も多い。店には様々な人が通う。朝は出勤前のビジネスマン、昼はランチをとる女性客、夜は学生たちと、店内のお客一人ひとりの顔を見るマスターの目は優しく、それぞれのお客に合った気遣いを常に心掛けている。

寒い朝は、身体が温まるようなメニューを考え、貴重なお昼休みを使って来店するお客のためには、栄養バランスと腹もちを考えたメニューを手早く提供している。何度か来店してくれるお客の好みを把握して、コーヒーの味を工夫する。ときには試飲をしてもらうなど、コミュニケーションをとても大切にしている。

帰省の時期には、懐かしい顔が訪ねてくることもある。中には「学生の時、店に長居して迷惑をかけて申し訳なかった」というお客もいるそうだ。そんな時、マスターは思う。「例えば、学生だったお客さんが、就職し、家庭を持って子を育む・・・そうした人の成長や歴史を感じるとき、店を続ける意欲がわく」と。
こうした人を温かく見守る姿勢や思いやりが、この店の常連客を増やすのだろう。

スタッフの教育にも熱心で、その誰もがマスターの接客にかける想いを受け継いでいるという。
ぜひ一度、行ってみて、このマスターの優しさに触れて欲しい。きっとあなたを温かく受け入れてくれるはずだ。

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